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虫歯のC2とは?症状や放置した場合のリスクを解説

虫歯

歯科医院で「虫歯がC2です」と言われ、「どのくらい進んでいるのか」と不安になる方もいるでしょう。

 

C2とは、虫歯が歯の表面にあるエナメル質を越え、その内側の象牙質まで進んだ状態です。 象牙質まで進んだ場合、虫歯部分を除去して詰め物などで修復する治療が基本となります。

 

ただし、C2でも虫歯の深さや範囲には差があり、症状や必要な治療も同じとは限りません。

 

本記事では、C2の虫歯の状態や症状、放置した場合のリスクについて詳しく解説します。

 

 

虫歯のC2とは象牙質まで進行した状態

虫歯は進行度によってC0・C1・C2・C3・C4などに分類され、C2はエナメル質の内側にある象牙質まで虫歯が進んだ段階です。

 

C1より進行している一方、一般的な分類では歯髄まで虫歯が及ぶC3の手前に位置します。

 

以下では、C1やC3との違いについて詳しく解説します。

 

C1とC2の違い

C1は虫歯が主に歯の表面を覆うエナメル質にとどまっている状態で、自覚症状がほとんどない場合があります。

 

一方、C2では虫歯が象牙質まで達しており、冷たい物や甘い物などの刺激でしみたり、痛みを感じたりするという症状がみられます。

 

そのため、C1はエナメル質の限られた範囲、C2は2層目の象牙質まで進んだ状態と覚えておくとよいでしょう。 C1と比べて治療が必要になる可能性が高い段階です。

 

C3との違い

C2とC3の大きな違いは、虫歯が歯髄と呼ばれる歯の神経部分まで達しているかどうかです。 C2は象牙質まで進んだ状態ですが、C3では歯髄まで虫歯の影響が及び、強い痛みを伴うことがあります。

 

また、C3まで進行すると根管治療が必要になるケースも少なくありません。 ただし、C2の段階で適切な治療を受ければ、神経を残せる可能性を高められるため、受診を先延ばしにしないことが重要です。

 

関連記事>>虫歯の進行速度はどのくらい?段階別の症状と治療法も解説

 

C2の虫歯ではどのような症状が出る?

C2まで虫歯が進むと、冷たい物や甘い物を口にした時にしみたり、ときどき痛みを感じたりすることがあります。 象牙質には歯髄へ刺激を伝える構造があるため、エナメル質だけの虫歯より自覚症状が現れやすくなるためです。

 

以下では、C2で発症する症状について解説します。

 

冷たい物がしみる

C2の代表的な症状として、冷たい水やアイスなどを口にした時に歯がしみることがあります。 これは、象牙質への刺激が歯髄に伝わることで痛みが生じるためです。

 

ただし、冷たい物がしみる症状は知覚過敏などでも起こるため、「しみるからC2」と自己判断することはできません。 特定の歯が繰り返ししみる場合は、歯科医院で虫歯の有無を確認することが大切です。

 

甘い物でしみることがある

C2では、チョコレートや菓子など甘い物を口にした際に、特定の歯がしみる場合があります。 これは、虫歯が象牙質まで進み、刺激が歯髄に伝わりやすくなっているためです。

 

ただし、症状が出るかどうかには個人差があり、甘い物を食べても何も感じないC2もあります。

 

痛みがないからといって虫歯が浅いとは限らないため、黒ずみや穴などを指摘された場合は診察結果に基づいて治療を検討しましょう。

 

ときどき痛みを感じる

象牙質まで虫歯が進むと、飲食時だけでなく、一時的に痛みを感じるようになる場合があります。 ただし、何もしていない状態でも長時間ズキズキ痛むなど症状が強い場合は、歯髄への影響も含めて詳しく確認します。

 

C2と診断された場合でも、実際の虫歯の深さや歯髄との距離は歯ごとに異なるものです。

 

そのため、痛みが強くなっている場合は「C2だからまだ大丈夫」と考えず、治療予定を先延ばしにしないことが重要です。

 

C2でも痛くないことがある

C2になったからといって、必ず痛みが出るわけではありません。 虫歯が象牙質まで進んでいても、場所や深さによっては自覚症状がほとんどなく、歯科健診などで初めて見つかることがあります。

 

また、虫歯は見た目より内部で広がっている場合もあるため、痛みの有無だけで進行度を判断することは困難です。 よって、症状がなくてもC2と診断された場合は、歯科医師の説明を踏まえて必要な治療を受けましょう。

 

関連記事>>【虫歯の段階】痛みの進行と治療法を徹底解説!

 

C2の虫歯は見た目で分かる?

C2の虫歯では、歯に黒や茶色の変色が見られたり、表面に穴が確認できたりする場合があります。 しかし、見えている穴が小さくても象牙質内部で虫歯が広がっているケースがあるため、外見だけで進行範囲を判断することはできません。

 

以下では、C2の場合の見た目について解説します。

 

黒い点や穴が見える場合がある

C2まで進行すると、奥歯の溝などが黒く見えたり、歯の表面に穴が確認できたりする場合があります。 ただし、黒い点があるからといって、必ずC2の虫歯とは限りません。

 

飲食物による着色などでも歯が黒く見えることがあり、見た目だけで虫歯の深さを判断するのは困難です。

 

また、表面の穴が小さくても象牙質内部で広く進行している場合があります。 歯をつまようじなどで触って確かめることは避け、歯科医院で診察を受けてください。

 

関連記事>>虫歯の初期・中期・重度の治療方法と代表的な詰める素材の種類・特徴

 

歯と歯の間では見えにくいことがある

歯と歯が接触している部分にできた虫歯は、C2まで進んでいても鏡では見えにくい場合があります。 そのため、外見に黒ずみや穴がなくても、エックス線検査などによって初めて虫歯が確認されるケースもあるでしょう。

 

特に歯と歯の間は目視だけでは状態を確認しにくいため、見た目に異常がないからといって虫歯ではないとは限りません。 見た目に異常がないことだけを理由に、虫歯ではないと判断しないようにしましょう。

 

関連記事>>虫歯が再発しやすい3つの原因・仕組みと予防のためのポイント

 

C2の虫歯で神経を抜くことはある?

一般的にC2は、虫歯が象牙質まで進んでいるものの、歯髄には達していない段階です。 そのため、虫歯を除去して詰め物などで修復し、神経を残す治療が基本となります。

 

ただし、虫歯が歯髄に近い場合や強い炎症がみられる場合は、C2でも神経を抜く処置が必要になることがあります。

 

治療方法は虫歯の深さや歯髄の状態、痛みの程度などを踏まえて判断されるため、不安がある場合は事前に歯科医師へ確認しましょう。

 

C2の虫歯治療は何回かかる?

C2の治療回数は、虫歯の大きさや修復方法によって異なるものです。 小さな範囲をレジンで直接修復できれば、1回程度で治療が完了する場合があります。

 

一方、型取りをしてインレーなどを製作する場合は、歯を削って型を取る日と、完成した詰め物を装着する日が分かれるため、複数回の通院が必要です。 以下では、C2の場合の治療回数について解説します。

 

レジン治療なら1回で終わる場合がある

虫歯を除去した後、その場でコンポジットレジンを詰められる状態なら、1回の通院で治療まで完了する場合があります。 ただし、虫歯の位置や範囲、歯の状態によってはレジンによる直接修復が適さないことが想定されます。

 

また、診察や検査を別日に行う歯科医院では、初診から治療終了までの通院回数が増える場合もあるでしょう。 治療回数だけを基準に方法を選ぶのではなく、歯の状態に適した修復方法について説明を受けることが重要です。

 

型取りする治療では複数回かかる場合がある

インレーなどを使用する場合は、虫歯を除去して歯の形を整えた後に型取りを行い、完成した詰め物を別の日に装着する流れが一般的です。 そのため、直接レジンを詰める治療と比べて、通院回数が増える場合があります。

 

治療回数は2~3回程度になることもありますが、虫歯の状態や治療方法、歯科医院の診療体制などによって異なります。 そのため、具体的な回数については、治療前に歯科医師へ確認しておくとよいでしょう。

 

C2の虫歯を放置するとどうなる?

C2の虫歯を治療せず放置すると、象牙質の奥へ進行し、歯髄まで影響が及ぶC3へ進む可能性があります。 C3では何もしていない時にも強く痛んだり、歯髄の状態によって根管治療が必要になったりするケースも少なくありません。

 

以下では、C2の虫歯を放置しないほうがよい理由について解説します。

 

C3へ進むと強い痛みが出る場合がある

虫歯が象牙質を越えて歯髄まで達すると、刺激がなくてもズキズキとした強い痛みが出る場合があります。 C3では歯髄が侵され、ひどい痛みが起こります。

 

また、歯髄への炎症が大きければ、神経を取り除いて歯の根の内部を清掃する根管治療が必要です。 そのため、冷たい物がしみる程度だからと放置せず、C2と診断された時点で治療予定を立てましょう。

 

さらに進行すると歯を残しにくくなる

虫歯をC3以降も放置すると歯の大部分が失われ、C4と呼ばれる状態まで進むことがあります。

 

例えば、C4では歯のほとんどが失われて根だけが残ることもあり、歯の状態によっては抜歯が必要になります。

 

また、感染や炎症が歯の根の先から顎の骨へ広がると、顔の腫れや発熱などの症状が現れることもあるでしょう。 歯を残せる可能性を高めるためにも、症状が軽いうちに歯科医院を受診し、早めに治療を受けることが大切です。

 

まとめ|C2の虫歯は象牙質まで進んでいるため早めに治療しよう

虫歯のC2とは、エナメル質を越えて、その内側にある象牙質まで虫歯が進行した状態です。 冷たい物や甘い物がしみる、ときどき痛むなどの症状がみられる場合がありますが、自覚症状がほとんどないケースも少なくありません。

 

治療では、虫歯の範囲が小さければレジンを直接詰め、広い場合はインレーなどを使用して修復します。 一般的なC2では神経を残す治療が基本ですが、歯髄への影響によって治療方法が変わることもあります。

 

放置すると虫歯が歯髄まで達するC3へ進み、強い痛みが出たり、根管治療が必要になったりすることもあるでしょう。 そのため、C2と診断された場合は痛みが弱くても放置せず、早めに治療を受けてください。

 

明大前駅のさくら歯科では、患者様の状況に合わせた治療を提案させていただきます。ぜひお気軽にお立ち寄りください。患者様1人1人に真剣に向き合い、来院して良かったと思われるよう日々治療に励んでいます。

 

また、駅から徒歩1分という立地と、急な歯の痛みによる当日アポも承っておりますので、明大前駅の歯医者ならさくら歯科へご連絡ください。

コラム監修者

監修者の写真

横山弘継

役職 理事長

略歴

  • 1995年 明海大学歯学部 卒業
  • 1995年~井上歯科医院 勤務
  • キヌタ歯科医院 勤務
  • 1999年 さくら歯科 開業

実績

20年前からインプラント治療に着目。
現在地方からインプラント治療で通院の患者様も多く年間多くのインプラント治療を行っています。
10年程前から審美治療にも着目しセラミック矯正など審美治療にも力をいれている。