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【虫歯の段階】痛みの進行と治療法を徹底解説!

歯痛

「歯がしみる」「ズキズキ痛む」といった症状が出たとき、虫歯はすでに進行している可能性があります。 虫歯は進行度によってC0からC4までの段階に分けられ、初期段階ではほとんど痛みを感じませんが、放置すれば激痛や抜歯のリスクを招く恐れがあります。

 

本記事では、虫歯の進行に伴う痛みの変化や、各段階における最適な治療法について詳しく解説します。 自身の歯の状態を正しく理解し、早期治療や予防につなげるための参考にしてください。

虫歯の進行と痛みの関係

虫歯の進行と痛みは密接に関係しており、症状が悪化するにつれて痛みも強く、持続的なものへと変化します。 初期段階では自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに進行してしまうことも少なくありません。

 

しかし、痛みが出るメカニズムやタイミングを知っておくことで、異変にいち早く気づき、負担の少ない治療で済ませることが可能です。 ここでは、進行度に応じた痛みの特徴と、痛む前の対処法について解説します。

虫歯の進行度による痛みの違い

虫歯の痛みは、菌が歯のどの層まで到達しているかによって大きく異なります。 初期の「C0」やエナメル質にとどまる「C1」の段階では、神経まで距離があるため痛みを感じることはほとんどありません。

 

しかし、象牙質まで進行した「C2」になると、冷たいものや甘いものがしみるといった知覚過敏のような症状が現れ始めます。 さらに進行し、神経(歯髄)に達する「C3」の段階では、何もしなくてもズキズキと痛む「自発痛」が生じ、夜も眠れないほどの激痛に襲われることがあります。

 

最終段階の「C4」では神経が壊死するため一時的に痛みが引くこともありますが、根の先に膿が溜まることで再び激しい痛みや腫れが生じます。 このように、痛みを感じた時点ですでに虫歯はある程度進行していると言えるでしょう。

痛みが出る前に知っておきたいこと

最も重要なのは、「痛みがない=虫歯がない」わけではないという事実です。 前述の通り、初期の虫歯は痛みを発しません。 そのため、痛みが出てから歯科医院に行くと、すでに歯を削る量が増えたり、神経を抜く処置が必要になったりするケースが大半です。

 

痛みのない段階で虫歯を発見するには、定期的な歯科検診が欠かせません。 プロの目でチェックすれば、肉眼では見落としがちな微細な変化や、歯と歯の間の隠れた虫歯も見つけることができます。

 

痛みが出る前の「無症状」の期間こそが、歯を削らずに守れるチャンスであることを認識しておきましょう。

歯の構造と虫歯の影響

虫歯がどのように進行し、なぜ痛みが生じるのかを深く理解するためには、歯そのものの構造を知ることが重要です。 歯は単なる硬い塊ではなく、外側から内側に向かって層構造になっており、それぞれの層で虫歯に対する抵抗力や症状の現れ方が異なります。

 

ここでは、歯を構成する「エナメル質」「象牙質」「歯髄」の役割と、虫歯菌が侵入した際にそれぞれの組織がどのような影響を受けるのかについて解説します。

エナメル質と象牙質の役割

エナメル質は歯の表面を覆っている組織で、人体の中で最も硬い物質です。 外部の刺激や細菌から歯を守る鎧のような役割を果たしており、感覚がないため、虫歯がこの層にとどまっているうちは痛みを感じません。

 

一方、その内側にある象牙質はエナメル質よりも柔らかく、象牙細管という微細な管が神経に向かって通っています。 そのため、虫歯がエナメル質を突破して象牙質に達すると、一気に進行スピードが早まり、冷たいものなどの刺激が神経に伝わって「しみる」症状が出始めます。

 

象牙質は歯を守る「第二の壁」ですが、ここまで侵入を許すと治療が必要になるケースがほとんどです。

歯髄が虫歯に及ぼす影響

歯の中心部にある歯髄には、血管や神経が密集しています。 虫歯が象牙質を突き抜けて歯髄まで到達すると、細菌感染によって炎症(歯髄炎)が引き起こされます。 歯髄は硬い歯の中に閉じ込められているため、炎症で組織が腫れて内圧が高まると、逃げ場を失った圧力が神経を圧迫し、耐え難い激痛を生じさせます。

 

この段階に至ると、細菌が血液を通じて全身に回るリスクも出てくるため、感染した歯髄を取り除く「根管治療」が不可欠となります。 歯髄を失った歯は栄養が届かなくなり、枯れ木のように脆くなって寿命が縮んでしまうため、歯髄への感染を防ぐことが歯の寿命を延ばす鍵となります。

虫歯の進行段階とその症状

歯科では虫歯の進行度を「C0」から「C4」までの5段階に分類しています。 それぞれの段階で見た目や自覚症状が異なり、治療の緊急度も変わってきます。 ここでは、各ステージの状態を具体的に見ていきましょう。

【C0】初期の脱灰状態

「C0」は虫歯のなりかけの状態です。 歯の表面が酸によってわずかに溶かされ(脱灰)、白く濁って見えますが、穴は空いていません。 痛みやしみといった自覚症状は全くないため、自分では気づきにくいのが特徴です。

 

この段階であれば、適切なケアによって健康な状態に戻せる(再石灰化)可能性があります。

【C1】エナメル質の虫歯

「C1」は、エナメル質がさらに溶かされ、ごく小さな穴や茶色・黒色の変色が認められる状態です。 まだ象牙質には達していないため、痛みを感じることはほとんどありません。 舌で触れると少しざらつきを感じることがあるかもしれません。

 

放置すると象牙質へ進行してしまうため、早めの対処が望ましい段階です。

【C2】象牙質に達した虫歯

「C2」に進むと、虫歯が象牙質に到達し、見た目にもはっきりとした穴が確認できるようになります。 冷たい水や甘いお菓子がしみたり、時折痛みを感じたりするのがこの段階の特徴です。

 

エナメル質よりも柔らかい象牙質内では虫歯が横に広がりやすく、見た目以上に内部で進行していることも少なくありません。

【C3】歯髄まで進行した虫歯

「C3」は、虫歯菌が神経(歯髄)まで到達した深刻な状態です。 炎症により、何もしなくてもズキズキと脈打つような激しい痛みが続きます。 熱いものがしみたり、噛んだ時に痛みを感じたりすることもあります。

 

この段階では自然治癒は望めず、早急な処置を行わなければ抜歯のリスクが高まります。

【C4】歯根に達した虫歯

「C4」は、歯の大部分が溶けてなくなり、根っこだけが残った末期の状態です。 神経が死んでしまっているため、一時的に痛みが消えることがありますが、これは治ったわけではありません。

 

歯根の先に膿が溜まると再び激痛が生じ、口臭もきつくなります。 歯を残すことは極めて困難で、抜歯となる可能性が高い状態です。

段階別の虫歯治療法

虫歯の治療法は、進行段階によって大きく異なります。 初期であれば歯を削らずに済むこともありますが、進行するにつれて治療期間は長く、費用も高くなり、歯へのダメージも大きくなります。

 

各ステージでどのような治療が行われるのかを解説します。

初期虫歯(C0)の治療法

C0の段階では、歯を削る治療は行いません。 適切なブラッシング指導を受け、フッ素塗布を行って歯の再石灰化を促進させることで、自然治癒を目指します。 歯科医院でのクリーニングと自宅での丁寧なケアを継続し、経過観察を行うのが一般的です。

 

この段階で食い止めることができれば、歯へのダメージはゼロに等しいと言えます。

C1の治療法:詰め物と費用

C1では、虫歯になった部分を最小限削り取り、レジン(歯科用プラスチック)という白い詰め物を充填します。 麻酔を使わずに治療できることが多く、通常は1回の通院で完了します。

 

保険適用であれば費用は数千円程度(3割負担の場合)で済み、経済的負担も身体的負担も軽く済みます。

C2の治療法:象牙質の修復

C2の治療では、虫歯部分をすべて削り取り、詰め物(インレー)などで修復します。 治療中の痛みを防ぐために局所麻酔を使用するのが一般的です。

 

削る範囲が小さい場合はレジンで対応できますが、範囲が広い場合は型取りをして金属やセラミックの詰め物を作製します。 型取りが必要な場合は、通院回数が2回以上になります。

C3の治療法:神経治療の必要性

神経まで達したC3では、汚染された神経を取り除く「根管治療」が必要です。 麻酔下で歯髄を除去し、根の中をきれいに清掃・消毒してから薬を詰めます。

 

根管は複雑な形状をしているため、治療には数回〜数ヶ月の通院が必要になることもあります。 土台を立てて被せ物(クラウン)を装着するため、歯の寿命はどうしても短くなってしまいます。

C4の治療法:抜歯とその後の対応

C4まで進行すると歯の崩壊が激しく、被せ物を支えることが難しいため、残念ながら抜歯となるケースが大半です。 抜歯後は、失った歯の機能を補うために「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」のいずれかの治療を行う必要があります。

 

これらは治療期間も費用も大幅にかかるため、C4に至る前に対処することが何より重要です。

虫歯の進行を防ぐためのポイント

一度削ってしまった歯は、二度と元の姿に戻ることはありません。 そのため、虫歯治療において最も重要なのは「治療」そのものではなく、「新たな虫歯を作らない」「初期段階で食い止める」という予防の意識です。

 

健康な歯を長く維持するためには、歯科医院でのプロフェッショナルケアと、自宅でのセルフケアの両輪が欠かせません。 ここでは、虫歯の進行を未然に防ぐために今日から実践できる具体的な対策についてご紹介します。

定期的な歯科検診の重要性

自分では完璧に磨いているつもりでも、歯ブラシが届きにくい場所には汚れが残りがちです。 3〜6ヶ月に一度の定期検診を受けることで、プロによるクリーニング(PMTC)で歯垢や歯石を徹底的に除去できます。

 

また、C0やC1の段階で発見できれば、痛い思いをせずに簡単な処置で済ませることができます。 「痛くないからこそ歯医者に行く」という習慣が、将来の歯を守ります。

日々の歯磨きで予防する方法

毎日のセルフケアの質を高めることも重要です。 歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを併用することで、歯間の歯垢除去率は大幅にアップします。

 

また、フッ素入りの歯磨き粉や洗口液を使用することで歯質を強化し、酸に負けない強い歯を作ることができます。 食生活においても、不規則な飲食を避け、口の中が酸性になる時間を減らすなど、生活習慣からの見直しも効果的です。

まとめ:虫歯の段階と治療法の理解

虫歯は自然治癒することがないため、放置すればするほど状況は悪化し、C0からC4へと進行していきます。 痛みを感じた時にはすでにC2やC3まで進んでいることが多く、治療も大掛かりになりがちです。

 

C0の段階で発見し予防ケアで進行を止める、あるいはC1の段階で最小限の治療を行うことが、生涯自分の歯で食事を楽しむための秘訣です。 日々のケアと定期検診を組み合わせ、痛みが出る前の「予防」に力を入れましょう。

 

明大前駅のさくら歯科では、歯科治療全般に精通した歯科医師が、患者様一人ひとりの状態に合わせた治療計画をご提案します。 インプラント治療に不安をお持ちの方のために、専門のカウンセラーによる無料相談も実施しております。

 

京王線明大前駅の改札目の前という通いやすい環境で、土曜日も診療を行っていますので、お口のことでお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。 >>ご予約フォームはこちら

コラム監修者

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横山弘継

役職 理事長

略歴

  • 1995年 明海大学歯学部 卒業
  • 1995年~井上歯科医院 勤務
  • キヌタ歯科医院 勤務
  • 1999年 さくら歯科 開業

実績

20年前からインプラント治療に着目。
現在地方からインプラント治療で通院の患者様も多く年間多くのインプラント治療を行っています。
10年程前から審美治療にも着目しセラミック矯正など審美治療にも力をいれている。