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我慢できないほど歯が痛い!その原因と応急処置

歯痛
突然襲ってくる我慢できないほどの歯の痛みは、虫歯の悪化や歯の根っこに溜まった膿、親知らずの生え方、さらには歯の破損などが原因で起こります。   痛みを放置すると、症状がさらに悪化し、抜歯や長期的な治療が必要になることも少なくありません。 すぐに歯科医院へ行けないときは、自宅でできる応急処置を知っておくことが大切です。   本記事では、歯が痛くなる原因や応急処置、痛みを悪化させるNG行動、そして痛みが和らいだ後の適切な対応を解説します。

我慢できないほど歯が痛い原因は? 

歯の痛みが我慢できないほど強いときは、すでに何らかのトラブルが進行している状態です。痛みの原因を知ることで適切な対応ができ、悪化を防ぐことが可能です。
  1. 虫歯が悪化している
  2. 歯の根っこに膿がたまっている
  3. 親知らずが生えている
  4. 歯が割れている
ここでは、歯の激痛を引き起こす上記4つの原因を見ていきましょう。

虫歯が悪化している

虫歯は初期段階では痛みを感じることは少ないですが、進行するにつれ痛みが増します。エナメル質を超えて象牙質まで達すると、冷たいものや甘いものがしみる程度の痛みが現れます。   しかし、さらに進行して歯の神経である歯髄にまで虫歯が達すると、ズキズキとした激しい痛みに変わるでしょう。 とくに、温かい飲みものや食べもので痛みが増す場合は、神経の炎症が進んでいる可能性が高いです。

歯の根っこに膿がたまっている

虫歯や外傷で歯の神経が死んでしまうと、細菌が根管内に侵入し、歯の根っこの先に膿がたまる根尖性歯周炎が生じ、ズキズキとした痛みや噛むと響くような痛みが起きます。 膿がたまると、歯だけでなく顎や頬まで腫れることもあるでしょう。   さらに、炎症が広がるとリンパ腺が腫れ、発熱を伴うことも珍しくありません。

親知らずが生えている

親知らずは、正常に生えてこないことが多く、斜めに生えたり、埋まったりしたまま放置されることが少なくありません。そのため、隣の歯や歯茎に圧力がかかり、炎症や痛みが生じるのです。   さらに、親知らずの周りは磨きにくく、細菌が溜まりやすいため、腫れや痛みを引き起こすこともあります。 放置すると、細菌感染が進み、口が開きにくくなったり、強い痛みが持続したりするでしょう。

歯が割れている

歯ぎしりや食いしばり、外傷などで歯にヒビが入ったり、割れたりします。 歯に亀裂が入ると、その隙間から細菌が侵入し、炎症を引き起こします。とくに神経に近い部分で割れている場合、噛むたびに激しい痛みを感じるでしょう。   また、割れた歯は修復が難しく、場合によっては抜歯が必要になることもあります。

我慢できないほど歯が痛いときの応急処置 

突然の歯の激痛は、すぐに歯科医院を受診できない状況も多く、何とかしてその場で痛みを和らげたいものです。
  1. 痛み止めを服用する
  2. 患部を冷やす
  3. 塩水でうがいをする
  4. 食べかすをとる
  5. ツボを押す
  6. 救急外来を受診する
ここでは、上記のように自宅で簡単にできる応急処置方法を紹介します。

痛み止めを服用する

歯の痛みが強いときは、手元の市販の鎮痛剤を使用すると痛みを和らげられます。ロキソニンSやバファリン、イブA錠などが歯痛に効果的です。   ただし、痛み止めはあくまで応急的な対応であり、原因そのものを治すわけではありません。長期間の服用は副作用のリスクがあるため、痛みが和らいだら早めに歯科医院を受診し、根本的な治療を受けることが大切です。 用法・用量を守りながら、無理せず痛みをコントロールしましょう。

患部を冷やす

歯の痛みは、炎症による神経の刺激が原因であることが多いため、冷やすことで痛みを和らげる効果があります。氷や保冷剤をタオルで包み、痛みがある側の頬に当てて冷やしましょう。 冷やすことで血流が抑えられ、神経への圧迫が軽減されるため、ズキズキする痛みが落ち着きやすくなります。   ただし、氷を直接歯に当てたり、長時間冷やしすぎたりすると、かえって痛みが増すことも。 とくに知覚過敏や歯周病が原因の痛みの場合は、冷やすことで逆効果になることもあるため、無理をせず慎重に行うことが大切です。

塩水でうがいをする

塩水には殺菌作用があり、口内の細菌を減らして炎症を抑える効果が期待できます。   コップ1杯のぬるま湯にスプーン半分ほどの塩を溶かし、口内全体をゆすぐようにうがいをしましょう。歯茎の腫れを軽減し、細菌が原因の痛みを和らげることができます。 イソジンなどのうがい薬も効果的ですが、ヨードアレルギーがある方は使用を避けましょう。

食べかすをとる

歯と歯の間や、虫歯でできた穴に詰まった食べかすが痛みを引き起こすこともあります。とくに、食後に痛みを感じる原因の多くは食べかすです。 柔らかい歯ブラシで優しく磨いたり、デンタルフロスを使って隙間に詰まった汚れを取り除いたりしましょう。   ただし、強く磨きすぎると炎症が悪化する可能性があるので、力を入れすぎないことがポイントです。 マウスウォッシュや塩水でゆすぐことでもある程度の汚れは取れるので、歯磨きが難しいときはうがいで対応しましょう。

ツボを押す

歯の痛みを一時的に和らげる方法として、ツボ押しも有効です。 とくに効果があるとされるのが、手の甲の「合谷(ごうこく)」と、手のひらの中指と薬指の付け根の「歯痛点」です。   合谷は、親指と人差し指の骨が交わる部分に位置し、ここを少し強めに押したり揉んだりすることで、歯痛や頭痛の緩和が期待できます。一方、歯痛点は人差し指と親指で挟むようにして押すのが効果的です。

救急外来を受診する

夜間や休日に突然歯が痛くなり、我慢できない場合は、歯科の救急外来を利用するのも一つの方法です。 救急外来では、痛みの原因を診断し、応急処置を施してもらえます。費用は通常の診察より高くなることが多いですが、激しい痛みをそのままにしておくよりも、早めの対処が大切です。   ただし、救急外来は根本的な治療を目的としていないため、あくまで応急的な対応に留まります。 痛みが一時的に収まっても、そのあとの治療を受けなければ症状が悪化するおそれもあるため、翌日以降には通常の歯科医院を必ず受診しましょう。  

歯の痛みがひどいときにしてはいけないこと 

歯の痛みがひどいときは、少しでも楽になろうと自己流で対処しがちですが、下記のような誤った行動は痛みを悪化させる原因になります。
  1. 痛みを放置する
  2. 患部をむやみに触る
  3. 身体を温める
  4. タバコを吸う
  5. お酒を飲む
  6. 横になる
ここでは、歯の痛みを感じたときに避けるべき行動を見ていきましょう。

痛みを放置する

痛みが一時的に和らいだとしても、原因が解決されたわけではありません。 とくに虫歯や歯の炎症は放置すると進行し、神経まで達したり、膿が溜まったりしてさらに激しい痛みを引き起こします。最悪の場合、抜歯が必要になることも。   痛みを感じることは、すでに何らかの異常が起きているサインです。市販薬で痛みを抑えたからといって油断すると、症状が悪化し、治療が難しくなることもあります。 痛みがなくなっても、根本的な原因を取り除くためには早期の歯科受診が必要です。放置は症状を悪化させるだけでなく、治療費や期間も増やしてしまうため、必ず避けましょう。

患部をむやみに触る

痛みがあると、つい舌や指で触りたくなりますが、これはNGです。 痛みがある部分は炎症を起こしており、刺激を与えるとさらに悪化します。とくに指で触ると、手に付着している細菌が患部に移り、感染症のリスクが高まるでしょう。   爪楊枝や硬い歯ブラシで無理に食べかすを取ろうとすると、炎症を広げたり、歯茎を傷つけたりすることもあります。患部はなるべく刺激せず、優しく歯を磨いたり、うがいで清潔に保ったりする程度にとどめましょう。

身体を温める

痛みがあるとリラックスしたくなり、ついお風呂で温まりたくなるものですが、身体を温めると血流が促進され、痛みが増すことがあります。 熱いお風呂や長時間の入浴は、血管が拡張して神経を圧迫し、さらに痛みを強く感じる原因になるでしょう。激しい運動やサウナ、こたつなどで身体を温める行為も同様です。   どうしても汗を流したい場合は、ぬるま湯で短時間のシャワーを浴びる程度にとどめるとよいでしょう。

タバコを吸う

喫煙は歯や歯茎に悪影響を与えることで知られています。 になります。   また、ニコチンは血流を悪くするため、治癒力を低下させ、傷の回復を遅らせるでしょう。 痛みを紛らわせるためにタバコを吸う方もいますが、逆効果です。とくに歯周病や虫歯が原因の場合、喫煙は症状を進行させる大きな要因になるのです。

お酒を飲む

お酒を飲むと、一時的に神経が麻痺し、痛みを感じにくくなることがあります。 しかし、アルコールは血管を拡張させ、血流を促進するため、酔いが覚めた後にさらに激しい痛みに襲われることが少なくありません。   また、痛み止めを服用している場合、アルコールと薬の併用は体に悪影響を及ぼすことがあります。

横になる

歯の痛みは横になると悪化しやすくなります。横になることで血液が頭部に集まりやすくなり、神経への圧力が増加するためです。   とくに就寝時や横になって休んでいるときに痛みが強くなるのは、この血流の影響です。痛みを少しでも和らげたい場合は、できるだけ上半身を起こし、頭を高く保ちましょう。

歯の痛みがひどいときは救急車を呼んでも大丈夫? 

歯の痛みがひどくて耐えられない場合でも、基本的に歯痛だけで救急車を呼ぶことは推奨されていません。救急車は命に関わる緊急事態に対応するためのものだからです。   しかし、痛みがあまりにも激しく、意識障害や呼吸困難、顔全体の腫れによる窒息のおそれなど、命の危険が伴う場合は例外です。 多くの場合、歯の痛みは夜間や休日の歯科救急外来で対応可能です。自治体のホームページや夜間診療を行っている歯科医院を確認し、まずはそちらを利用しましょう。

痛みが治まったらどうするべきか 

痛みが一時的に治まったからといって、放置してはいけません。歯の痛みは、虫歯や炎症が進行した結果として現れることが多く、自然に完治することはありません。 痛みがなくなったのは、神経が死んでしまったり、一時的に炎症が落ち着いたりしているだけの場合が多く、根本的な原因は残ったままです。   そのまま放置すると、再び強い痛みが出て、歯を失うリスクが高まります。 痛み止めで落ち着いている間に、早めに歯科クリニックを受診することが重要です。痛みが和らいでも油断せず、歯科医に診てもらい、必要な治療を受けるようにしましょう。

歯が痛くて我慢できないときは早めの対処を心がけよう

歯の痛みは放置すればするほど悪化し、治療も複雑になります。我慢できないほどの痛みは、歯や歯茎がSOSを発しているサインです。

応急処置で痛みを和らげることはできますが、根本的な解決には歯科医院での治療が必要です。痛みが治まっても油断せず、早めの受診を心がけましょう。

 

さくら歯科では、患者さんの不安解消にこだわった上での無痛治療を提供しています。歯が痛くて我慢できない状態でお困りの方も、迅速に対応し、痛みの根本原因を特定します。

 

痛みが一時的に和らいでも放置せず、ぜひさくら歯科にご相談ください

コラム監修者

監修者の写真

横山弘継

役職 理事長

略歴

  • 1995年 明海大学歯学部 卒業
  • 1995年~井上歯科医院 勤務
  • キヌタ歯科医院 勤務
  • 1999年 さくら歯科 開業

実績

20年前からインプラント治療に着目。
現在地方からインプラント治療で通院の患者様も多く年間多くのインプラント治療を行っています。
10年程前から審美治療にも着目しセラミック矯正など審美治療にも力をいれている。