歯が欠ける原因と欠けたときに注意したいポイント
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我々の口内には、毎日の食事や会話、笑顔作りに欠かせない大切なパートナー、それが「歯」です。しかし、この歯が欠けてしまうと、日常生活に支障をきたすだけでなく、さまざまな健康問題を引き起こす可能性があります。

 

本記事では、歯が欠ける原因から、歯が欠けた際の対処法、そして歯科医院での治療方法までを、わかりやすく解説します。

 

歯が欠けたら放置はNG

人は食事をするため、話すため、笑うために、そして健康な毎日を過ごすために歯を必要としています。それゆえに、歯が欠けてしまったときは、それがささいなことであっても放置してはいけません。なぜなら歯が欠けたということは、歯が何らかのダメージを受けたという証拠だからです。

 

そして、そのダメージが放置されると、より大きな問題を引き起こす可能性があります。そのため、歯が欠けたら、すぐに歯科医院を受診しましょう。

 

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歯が欠ける原因

では、なぜ歯は欠けてしまうのでしょうか。その原因はいくつか考えられます。

 

原因①虫歯

虫歯は、歯を蝕む最も一般的な原因です。細菌が歯の表面に付着し、そこで食べ物の糖分を分解して酸を作り出し、それが歯を溶かしてしまいます。虫歯が進行すると、歯の内部が弱くなり、欠けやすくなるのです。

 

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原因②歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばりは、歯に大きな圧力をかけます。特に、硬いものを噛んだときや、強く歯を食いしばったときなどに、歯は欠けやすくなります。

 

原因③外傷

スポーツや事故による外傷も、歯を欠けさせる一因となります。これは、歯に突然大きな力が加わった結果、歯が耐えきれずに欠けてしまうケースです。

 

原因④酸蝕歯

酸性の飲食物を過剰に摂取することで、歯の表面が酸によって溶かされてしまう酸蝕歯も、歯が欠ける原因となります。

 

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歯が欠けたときに注意したいポイント

歯が欠けたときは、いくつかのポイントに注意しましょう。

 

ポイント①痛みがなくても歯医者に行く

歯が欠けて痛みがない場合でも、必ず歯科医院を受診してください。痛みがないからといって問題がないわけではありません

 

ポイント②欠けた箇所に触らない

欠けた部分を舌や指で触ると、さらなるダメージを引き起こす可能性があります。また、感染のリスクもあります。

 

ポイント③抜けた歯を保存する

もし歯が完全に抜け落ちてしまった場合は、その歯を清潔に保ち、歯科医院へ持っていくと、再植することが可能な場合があります。

 

歯医者で受けられる治療

歯が欠けた際の治療は、欠けた箇所の大きさや状態によって異なります。ここでは、それぞれの状況に対する一般的な治療方法を紹介します。

 

治療①欠けた箇所が小さい場合

欠けた箇所が小さい場合、つまり表面的な損傷の場合は、レジンという素材を使って補修することが一般的です。レジンは歯と同じ色に調整できるため、自然な見た目を保つことができます。

 

治療②欠けた箇所が中くらいの場合

欠けた箇所が中くらいの大きさで、歯の内部まで達している場合、インレーやクラウン(冠)を用いた治療が行われます。インレーは、歯の形状に合わせて作られた詰め物で、クラウンは歯全体をカバーするものです。

 

治療③欠けた箇所が大きい場合

欠けた箇所が大きく、特に神経まで達している場合は、まず根管治療が行われます。これは、感染した神経組織を取り除く治療です。 その後、クラウンを用いて歯全体を補修します。

 

治療④歯が破折した場合

歯が破折してしまった場合も、まずは根管治療が必要となることが大半です。その後、欠損部を補うためのインレーやクラウンを用いた治療が行われます。

 

治療⑤歯が抜けた場合

歯が完全に抜けた場合、再植が可能な場合と不可能な場合があります。再植が可能なら、抜けた歯をそのまま戻します。

 

再植が不可能な場合は、インプラントやブリッジなどの方法を用いて欠損部を補います。

 

どの治療方法が適切かは、歯科医師と相談しながら決めることが重要です。

 

歯が欠けたら、痛みがなくともスグに歯科医へ

私たちの歯は、毎日の生活における重要な役割を果たしています。そのため、歯が欠けたときは、適切な対応を取ることが非常に重要です。痛みがなくともすぐに歯科医へ相談しましょう。ただし、最も大切なのは、欠ける前の予防です。

 

とくに虫歯は、放置すれば歯が欠けるだけでなく、重大な健康問題を引き起こす可能性もあります。毎日の歯磨きを欠かさず、定期的な歯科検診を受けることで、歯を守り、健康な口腔環境を維持しましょう。 

 

明大前駅のさくら歯科では、患者様の状況に合わせた治療を提案させていただきます。ぜひお気軽にお立ち寄りください。

 

患者様1人1人に真剣に向き合い、来院して良かったと思われるよう日々治療に励んでいます。

 

また、駅から徒歩1分という立地と、急な歯の痛みによる当日アポも承っておりますので、明大前駅の歯医者ならさくら歯科へご連絡ください。

コラム監修者

監修者の写真

横山弘継

役職 理事長

略歴

  • 1995年 明海大学歯学部 卒業
  • 1995年~井上歯科医院 勤務
  • キヌタ歯科医院 勤務
  • 1999年 さくら歯科 開業

実績

20年前からインプラント治療に着目。
現在地方からインプラント治療で通院の患者様も多く年間多くのインプラント治療を行っています。
10年程前から審美治療にも着目しセラミック矯正など審美治療にも力をいれている。