虫歯の見分け方とは?自分で確かめる方法を紹介

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虫歯は放置すると痛みや歯の失われなど、重大な影響をもたらすことがあります。

 

しかし、虫歯の初期症状に気づきにくいことが多く、自覚症状が出るまで放置してしまうこともあります。本記事では、虫歯を早期に発見する方法についてご紹介します。

 

虫歯の見分け方

虫歯は、早期発見・治療が大切です。歯の健康を守るためには、虫歯を見つけることが重要です。

 

虫歯を見つける方法は、痛みによる自覚と見た目による判別、2つの方法があります。

 

痛みによる見分け方

虫歯は、初期段階では痛みがないこともありますが、症状が進行するにつれて痛みや違和感が現れやすくなります

 

痛みを感じるのであれば、虫歯を疑うべきですが、知覚過敏である可能性もあります。

 

知覚過敏とは

知覚過敏とは、歯や歯茎の表面が刺激に過敏に反応し、痛みを感じる症状です。熱や冷たさ、甘さや酸っぱさ、空気の刺激などで痛みを感じます。

 

知覚過敏は歯の表面が削れたり、歯茎が後退したりすることによって、歯の神経に直接刺激が加わることが原因とされています。

 

痛みを感じる点では、虫歯と同じため、見極めが難しいものですが、痛みがすぐに引く場合は知覚過敏である可能性が高いといえるでしょう。

 

また、歯茎が下がっている、あるいは歯のひび割れで知覚過敏の症状がでることもあるため、見た目から判断できることもあります。

 

いずれにせよ、判断に迷う場合は一度歯科医を受診することをおすすめします。

 

関連記事>>冷たい水がしみる原因は知覚過敏?虫歯や歯周病との違いと予防方法

 

見た目による見分け方

歯の見た目でも虫歯の初期段階を見つけることができます。虫歯の症状は歯の表面に現れますので、自分の歯をよく観察してみてください。

 

虫歯の初期症状では、歯の表面に斑点が現れることがあります。この段階では虫歯菌が歯の表面に付着しているだけで、歯質自体はまだ健康です。

 

しかし、このまま放置すると虫歯は進行していき、茶色っぽい色素が付着し始めます。最終的には黒っぽい穴が開いたような形状に変化します。

 

歯の色や形が変化している場合は、虫歯の可能性が高いといえるでしょう。

 

また、歯の表面に溝や凹凸がある場合、歯ブラシやフロスで清潔にすることが難しく、歯垢や食べかすが溜まりやすくなります。

 

そういった部分は虫歯になりやすい場所でもあります。特に、子どもの6歳臼歯(第一大臼歯)は、このような溝が多く、虫歯になりやすい歯のひとつです。

 

歯の表面が黒ずんでいるとなると、虫歯が深刻化している可能性があります。

 

このような場合は歯科医院にすぐに相談しましょう。放置すると歯の痛みや腫れが起こり、最悪の場合、歯を失うことになります。

 

歯科医院での定期的な検診を受けることで虫歯の早期発見・治療が可能になります。

 

関連記事>>冷たい水がしみる原因は知覚過敏?虫歯や歯周病との違いと予防方法

 

虫歯かどうかわからない場合

虫歯の見分け方については、すでにお伝えしましたが自己判断で虫歯かどうかを確かめるのは難しいこともあります。

 

そうした場合は、歯科医院での診察をおすすめします。

 

なぜなら、虫歯の初期段階では痛みや違和感がないことがあり、自覚症状がないまま進行してしまうこともあるからです。また、見た目では分からない部分に虫歯が進行している場合もあるため、虫歯が疑われる場合は専門家である歯科医院を受診することが重要です。

 

もし虫歯が見つかったのであれば、早期発見・早期治療が大切です。

 

虫歯は進行するにつれて痛みが出たり、神経まで達してしまうと治療が難しくなるだけでなく、歯を失ってしまうリスクも高まります。

 

虫歯が疑われる場合は、迷わず歯科医院を受診しましょう。

 

虫歯を放置するリスク

虫歯を放置すると、悪化する可能性が高くなります。

 

虫歯菌が歯の表面を侵食し、酸を分泌することで歯質を溶かし始めます。虫歯が進行するにつれ、酸による侵食が大きくなり、穴が開いたり、神経まで達してしまうこともあります。

 

さらに、虫歯菌が穴を開けた部分には、食べかすや歯垢がたまりやすくなり、虫歯菌が繁殖しやすくなります。

 

神経まで達した場合には、歯の神経を取り除いて治療する「根管治療」が必要となります。根管治療は時間と費用がかかるため、虫歯の進行を防ぐことが重要です。

 

また、虫歯の進行が放置されると、最悪の場合には歯を失うことになりますが、虫歯が原因で歯を失うと、かみ合わせのバランスが崩れ、周囲の歯の負担が増え、歯列にも影響が出てしまいます。

 

関連記事>>虫歯の根管治療とは?治療の種類や期間、通院回数と流れを確認

 

虫歯の疑いがあるのなら歯科医を受診しましょう

虫歯は放置すると歯を失う原因になることもあり、注意が必要です。

 

本記事では、虫歯を発見する方法と、虫歯を放置するリスクについて解説しました。定期的な歯科検診と、適切な歯磨き習慣を身につけることで、虫歯予防につなげていただければ幸いです。

 

明大前駅のさくら歯科では、虫歯治療はもちろん、定期検診やクリーニングも対応します。お気軽にお立ち寄りください。

 

患者様1人1人に真剣に向き合い、来院して良かったと思われるよう日々治療に励んでいます。

 

また、駅から徒歩1分という立地と、急な歯の痛みによる当日アポも承っておりますので、明大前駅の歯医者ならさくら歯科へご連絡ください。

コラム監修者

監修者の写真

横山弘継

役職 理事長

略歴

  • 1995年 明海大学歯学部 卒業
  • 1995年~井上歯科医院 勤務
  • キヌタ歯科医院 勤務
  • 1999年 さくら歯科 開業

実績

20年前からインプラント治療に着目。
現在地方からインプラント治療で通院の患者様も多く年間多くのインプラント治療を行っています。
10年程前から審美治療にも着目しセラミック矯正など審美治療にも力をいれている。